「モデルハウスを見にいかないか?」
先日、友人からこんな電話をもらいました。
友人は現在、住宅の新築を計画中。
いくつかの住宅メーカーを廻り、自分のイメージをまとめている最中。。。
その彼の目にとまった、「坪単価40万円台」の文字。
今まで見てきた住宅メーカーは、だいたい60~70万円/坪を提示してきたらしい。
そんななかでの40万円台。
これは気にかかるのもうなずける。
わたし自信も勉強になると思い、出かけてきました。。。
モデルハウスとはいえ、もうすぐ引き渡しになる、ぞくにいう「オープンハウス」というもの。
「ほぼ標準仕様です。」という営業マンはとてもにこやかにわたしたちを迎えてくれました。
わたしは完全なる「素人」を装い、かれのお話に聞き耳をたてます。
内装の仕上げや設備系なんかをみると、たしかに40万円台にしてはいいかなぁという感想。
しかし、見たいのは壁の中。
断熱や防水(地下室があるため)なんかはできあがった状態では判断が難しい・・・。
友人に営業マンをまかせ、「仕事」をはじめる。。。
たしかに、いい材料は使っている。
しかし、やっぱりありますなぁ、40万円台/坪の家。
階段手すり。
普通に出来てます。
しかし、ちょっと下からのぞくと・・・断面が仕上がってません。
切りっぱなしです。
これだけなら、忘れちゃったのかな?なんですけど、
これ、二階に上がった同じ階段。
その笠木の先端部分・・・やっぱり、切りっぱなし。。。
ここは、手すりとはちがって、階段あがってくると見えるところ。
間違いなく確信犯。
二階リビングの天井近くにある丸窓。
4mぐらいの高さにあるので、目からは遠い。
この画像でもキレイに見えますよね。
この壁の仕上げはビニールクロス貼りです。
壁紙ですよね。
この窓には額縁がありません。
自分の家の窓を見てみてください。
窓の周りには木製(またはそれに類するもの)の枠=額縁が一周しているはず。
そこにクロスを貼ると、具合がわるいから、額縁があるのです。
例えば、結露した水がかかって、クロスが剥がれやすいとか・・・
例えば、よく手をかけるので、汚れやすいとか・・・
じゃーなぜ、この丸窓には額縁がないのでしょうか?
それは、丸い額縁は値が張るから。
おまけに丸窓のため、クロスを巻き込んで貼れません。
通常の額縁のところに、細く切ったクロスを貼っているのです。
最低の仕上げです。
このように天井が高いと、熱がこもります。
この窓は、ハメ殺しですので開きません。
いくら二重窓と言っても、たいしたものは入っていなかったので(日本板硝子のスペーシアならまだしも)必ず結露します。
高い場所にあるので拭けません。
クロスが剥がれます。
下地がカビます。
書けばきりがありませんね。
坪40万円台の家。
確かにそんなかんじでした。
これでは冒頭書いた、壁の内側なんかも想像がついてしまいます。
あの営業マン、たぶんなんにも知らないんだろうなぁ・・・。
自信ありありだったですもの。。。
今日は、なんか、とてつもなくいやな内容になってしまいました。
しかし、これもわたしのしごとのひとつです。
なにか気にかかることがありましたら、ぜひ「クロハチインテリアデザイン」、もしくは「快マンションコンサルタント」へご連絡ください!
最後は宣伝になりました!
どーぞ、よろしく。。。